モヤモヤ期
前職を退職する1年前くらいから、自分がやりたいことは今の職場でできるのか、そもそも「やりたいこと」とか、「ビジョン」というものが具体的に頭の中ではっきりせずに悶々としている時期が続きました。
その時点では、いろいろな選択肢がありました。
- 今の環境でより上を目指す
- 別の部門に移って環境を変える
- 他のBig4や、他の会計事務所に転職する
- 一般事業会社の経理部門に転職する
- 税理士業自体辞めて、他業種に転職する
- 独立する
そんな感じで、「やりたいこと」や「ビジョン」が定まってなければ、そりゃ次のステップの踏み出し方もわからないので、考えては答えが出ず諦める、というのを繰り返していました。
「ひとり税理士」との出会い
そんな日々を過ごしている中、2021年の春ごろに、ネットサーフィンしていてたまたま、内田敦さんという税理士さんの独立開業日記のkindle本にたどり着きました。
そこでは、内田さんが非常に影響を受けた方として、井ノ上陽一さんという方のお名前が書かれていました。
調べていくと、「ひとり税理士」の先駆者(言葉の生みの親?)であり、井ノ上さんに影響を受けて独立されている税理士の方々がたくさんいらっしゃることがわかりました。
で、井ノ上さんの著書(こちら↓です)を読みました。
ひとり税理士の仕事術―雇われない・雇わない働き方 仕事も人生も楽しむ税理士
私も多分に漏れず、井ノ上さんの、人生やビジネスにおける言動の起点となるスタンスや立ち位置(=あり方)に非常に感銘を受けました。
直感的に、共感しました。納得しました。
性格上、結構疑り深く素直に取り入れることはあまりないのですが、そういったことがなかったです。
ということでそこで一気に「独立」志向が湧き、それ以外の選択肢は考えられないようになりました。
そして「独立」のなかでも「ひとり」でやる。これだなと思いました。
独立して何をするのか
じゃあ独立して何をするのか、自分のビジョンはいったいなんなのか、これはまた別の話になります。
税理士業ひとつとってもターゲットや、やり方は千差万別です。これだけでも相当悩みますし、税理士業をしないという選択肢もあります。
ここに関しては、また新たなロールモデルと出会うことになります。
一気に書きたいところではありますが、長くなるのでまた違う機会に振り返りたいと思います。
明日は税理士らしく、明日決定予定の税制改正大綱案に関して書くのか、畑違いの話をするのか、
気分で決めたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました!