価値の正当性を伝える難しさ

こんにちは。
島田です。

今、訳あってPCを2台稼働させながら仕事をしています。
つくづく感じるのは、PCやIT機器への投資については、ケチるといいことはない、ということです。
不要な機能まで付けるべき、ということではありません。

ライト、スタンダード、ハイクラスのPCがあるとすると、
ライトよりスタンダード、スタンダードよりハイクラスを選ぶようにしています。

処理速度の違いで下位モデルで作業中表示されるクルクル(読み込み中)が
積み重なれば、無駄な時間が相当できてしまう、
ということもありますし、
無駄な時間中に集中が途切れてしまい、スマホを触ってしまうきっかけにもなります。

あと、何よりもメンタルヘルス的にも悪影響しかありません。
単純にクルクル中はイライラします。

と、全く関係ないことをツラツラ書いてしまいましたが、
今日の本題に入りたいと思います。

目次

正当性がないと不満ばかり溜まる

先日とある経営者の方から、その顧問税理士の方に対する不満を相談いただきました。

具体的には、
「決算料を●●万円払っているが、なんでそんなに高いのかよくわからない。
申告書を作成して提出してくれているのはわかるが、金額に納得がいかない」

●●万円の具体的な金額は控えますが、個人的には妥当な値段です。
寧ろ安い気もします。

こういうときに、「モノ」を買う商売をしているような小売業なら、
お客様との関係性は一過性であるため、
「ちょっと高い買い物をしてしまったな」と後悔しておしまいになるかと思います。

ただ、税理士業や伴走型のコンサルティングは、基本的に長期間のお付き合いになるため、
報酬に不満があれば段々と積もって大きくなってしまいます。

正当性の出し方は依頼内容によって難易度が異なる

前職にいるときから、常々感じているのは、
法律やルールにしたがって、作成したり、提出したりしなければいけない作業にかかる
報酬の説明の仕方は難しいなと、感じています。

申告書がいい例です。

法人税法上、会社は法人税申告書を提出しなければいけません。
そして、法人税申告書は素人が易々作成できるものではなく、専門的な知識が必要です。
でも、最悪申告書を出さずに、どれだけの損害を被るのか、代わりに自分でやったときとの比較でどれだけお得なのか、
合理的に見積もるのは難しいです。

売上を増やしたり、コストを減らしたり、新しいビジネスの機会を作ったりするような
経済的効果を明確に説明できる仕事と性質が異なります。
(成果の確実性の問題はありますが)


ただ、世の中には経済的効果を合理的に見積もることが難しいモノ・サービスのがほとんどだと感じています。
電車代だって、携帯代だって、iPhoneだって、水道光熱費もそうです。

水道光熱費なんか、税金で公共サービスの費用を負担しているのに、
使用量に応じてプラスαで負担しなければいけません。

少し脱線してしまいましたが、自社のブローシャーを作っていて、
ちゃんとお客様に説明できる正当性がないと、
手が止まって先に進まないな、突っ込まれたときにしっかり説明する必要があるなと感じたので、
ツラツラ書かせていただきました。

本日もお読みいただきありがとうございました!

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