金融機関から聞いた中小企業の社長のお困りごと(その①)

こんにちは。
島田です。
北海道や日本海側では雪が降っているみたいですね。
大雪のニュースをみると季節を感じます。

今日は、普段私が金融機関や商工会議所の担当者の方々とお話ししていて、
融資先や会員の方から、どんなお困りごとを聞くことが多いかをお伺いすると、
だいたい2つのお困りごとが多いのかなと感じています。

本日はそのうちの一つをご紹介したいと思います。

目次

お困りごと-その① 資金繰り

一つ目は、
「資金繰り」
です。

そもそも、経営者の頭の中は、
会社のお金の流れが漠然としていることによる不安やストレスでいっぱいです。
実際に、私が師事する、一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会が掲げる中小企業の社長のお困りごとトップ3にも入っています。

ただ、「資金繰り」の問題と一言で言っても、具体的なお困りごとは各社千差万別です。
例えば、昨今のコロナによる影響ひとつとっても様々です。

・売上がコロナの影響で落ち込んだが、まだ回復の見通しが立たず、固定費の支払いなどキャッシュフローの状況が厳しい。

・売上が段々と回復するような兆候があるが、一旦採用を見送っていたり、一時停止していたアルバイトの雇用を再開してもいいのかわからない。

・コロナ融資の返済が始まったが、条件どおり返済できるのか見通せず不安。

などなど、各社の状況に応じてお困りごとは変わります。
そんなときは、少なくとも、
会社のお金の流れの全体像
を把握できれば、と悩む経営者さんが結構いらっしゃいます。

でも、お金の流れとはいっても、
税理士さんから渡される会計書類を読み解ける会計知識があまりなかったり、
税理士さんから報告は受けるがその活用法がよくわからなかったり、
する経営者さんがほとんどだと思います。

私はそんな経営者さんにも、とっつきやすいツールとその活用方法もお伝えしています。
お金のブロックパズルセミナー

会社が潰れるタイミング

有名な話ではありますが、
会社が最終的に倒産するタイミングは、

売上が減ったときでも、
利益が赤字になったときでも、
借入返済が条件どおりにいかなくなったときでもなく、

資金が枯渇したときです。

一方で、大半の場合、資金は一気に枯渇するのではなく、
比較的長い期間、様々な要因を経てそのような事態になるのが一般的です。
こういった最悪の事態にならないように、現状のお金の流れの全体像を知っておくことで、
コロナのような急カーブに差し掛かった時の対策を考えることができるかもしれません。

お一人で考えるのが不安であれば、お付き合いのある税理士さんに一度尋ねられてもいいかと思います。

明日は、金融機関から聞いた中小企業の社長のお困りごと、その②
「事業承継」について書いていきたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました!

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